最終話のこと

あんなに単行本派だから自分は最終話はまだ先かな〜
なんて言っておきながら41巻読んだ後耐えられなくて、一気に本誌購入してしまいました
なので以下は最終話までの色々の気持ちです
ネタバレ注意です(小分けに畳んでます)
こんなに大人になって大学生みたいなオールして仕事行くとは思いませんでした
もう空が明るいので寝れません

AFOを討ったのは
最後の一押しをしにかっちゃんが飛んできてくれたの、なんて尊い
背中に添える左手が優しい
追い越されてんなよだって
そして黒霧の中にいる白雲は、ずっと弔に手を差し伸べたくて
最後にAFOを倒したのは出久と弔の二人でだったんだ
スピナーのこと弔の友達だって黒霧言ってくれた
「壊したよ」は悲しみの連鎖かな
憧れの力
リハビリの原動力は幼馴染に競いたい心なんだって
あいつは持ってすらなかった だって
「残り火」と聞いて「無個性」に戻った出久を知ったかっちゃんの表情が、ああやっぱりそうなんだと腑に落ちた
無個性になる出久を知った時、かっちゃんは昔の自分を思い出すだろうな
個性を持って競い合えるようになった幼馴染を、手放せないのは出久じゃなくてかっちゃんじゃ無いかと
出久のことを諦めないでいて、かっちゃん
明るい未来
雄英の卒業式に度肝抜かれたし、ねじれちゃんかわいい
ミリオ先輩の答辞は素晴らしかった
けど最後…!!
やっぱり青山くん抜けちゃうのか、でも明るいA組と前向きな青山くんに心晴れやか
心操くんとトレードは青山くんだった
地獄の最後は
轟家の面々、火傷が痛々しいけどみんなで話あえてる姿は前とは違うね
燈矢と話そうとする炎司に、心拍数が上がる燈矢は何を思っているか
無理にでも交わった焦凍はきっと燈矢の心に届いたんだ
燈矢が蕎麦が好きで「おんなじだ」と言った焦凍が、末っ子感増し増しでそれもまた轟家の新しいスタートって感じだった
焦凍に謝った燈矢、謝りたかったんだろうか、ずっと
お父さんにもお母さんにも、兄弟たちにも
夏兄が彼女と籍入れても式を挙げないのも、小学校を辞めた冬美ちゃんも地獄は地獄
でも地獄の一丁目は三丁目くらいにはなってるかも
ホークスの新公安委員長いいなあ ずっと見ててくれる
敵サイドの希望
スピナーが生き残った意味
弔の最期の言葉が、自分にだと知ったスピナーが気持ちを吐露して行ったのが辛かった
「ヒーロー」だったんだって
ヒーローになりたかった転弧は、ちゃんとスピナーのヒーローになれてたんだって知って本当に胸にきた
初めての友達と、ゲームの話で盛り上がってさ
ただの若者だよ
スピナーも友達を救いたかったんだ
スピナーが紡ぐ死柄木弔は一生残り続けるんだな
タコに頑張れよだって 障子くん…!!
治崎は叱ってくれる親父がいてくれて本当に良かったなあ
お茶子ちゃん
後輩に追いかけ回される轟くんとかっちゃんからの委員長に隠れるの、かわ…
廊下を走ってたぜ廊下をよォ!面白すぎる
出久くんに憧れてるのが屈強な男の子後輩で「わかってるねえ」ってなったね
復旧作業が現実的に描かれるのが良かった
地味に轟くんが「整地だ」って言って「ん!」する出久可愛すぎて好き
エッジショットとかっちゃんの関係も素敵だなあ
あのかっちゃんの表情よ
お茶子ちゃんがトガちゃんの死を知った時、生かされた自分の方法を知った時
彼女の葛藤が、人間らしい気持ちだと思う
出久と二人で「二人とも変だね」と言ったあの場所で、同じように宿敵二人との「最期」を泣きながら話すのがなんて素敵なんだろう
二人はきっとこれからも弔とトガちゃんのことを打ち明けながら、ずっと忘れずに生きていくんだろうな
二人にしかわからない葛藤だろうから
かっちゃんの「残り火大丈夫か」が地味にキュンときた…何あれ
おばあちゃんが来た
転弧を助けられなかったおばあちゃんの心の内、誰にでも起こりうることだと思う
あの日、手を差し伸べなかったことを後悔していたおばあちゃん
救えなかったままにしない
なんか、すごい物語を見てしまっているなと思った
ここに帰ってくるのか
「何かせずにはいられない」それをもたらした緑谷出久
はあ〜〜〜〜すごい
最終話
初っ端からさ、え〜〜洸汰くん雄英生なってるし職員室に出久いるってそれもう…と
ってか前話のあの子もいる!!
スピナーの本読むコンプレスも、リハビリ頑張るかっちゃんも残り火が消える日も…
卒業式なんて聞きたいことだらけなんだけど
あのオールマイト像の前の子がまた出てくるとは思わなかった
確かにちゃんと名前ありの子だったんだよね
障子くんの姿が本当に嬉しい
異形が形質差別っていう言葉に変わってるところとかもすごいリアルだな
チャート落ちてるかっちゃんおもろすぎるし、轟くんは安心させられるヒーローにどんどんなってて良かった
あ〜〜〜雄英教師の出久が本当に叶ってすっごい嬉しい!!!
ヒロスじゃなくて普通のスーツ姿なのが無個性感、というか残り火無くなったオールマイト感があってなるほどなあ
髪短い相澤先生かっこいいね
少年に「君はヒーローになれる」って言う立場になった出久が「完」か〜〜
なんて!思って感慨に耽っていたら握り潰された

無個性でもヒーローできるエンドじゃんかよ
やっぱり堀越先生は最初の構想段階諦めて無かったじゃん!!
諦めの悪い男たちの物語だなあ(最高)
「これも」君自身が勝ち取った力だってオールマイト言ってくれたのはさ
緑谷出久のさ、「今まで」がみんなを、A組やオールマイトや発目さん、メリッサさんとかさみんなを動かしてきたんだってことだよね
共同出資ってなんだよ…もう!!良すぎる
勝ち取った未来なんだよ
未来は捻じ曲がる ナイトアイの言うエネルギーがあるよ
皆とといつまでも手を差し伸べ続ける物語 でかっちゃんの「来いデク」
かっちゃんの掬い上げるような優しい右手が、二人の集大成だね
かっちゃん、出久のことを諦めないでいてくれてありがとう
かっちゃんがきっと一番出久と競い合いたかったんだよね

子どもの時、川に落ちたかっちゃんが取れなかった手だよ
林間合宿で「来んなデク」って言ってたところの後、二人はそれぞれ手を取るのは「自分じゃない」と思ってきたわけで
切島くんや飯田くんがそれぞれ手を繋いでくれて
そんな二人が手を繋いでいく未来を描いてくれて、本当に感動した

大人になったA組に青山くんも出久もいるの嬉しすぎて泣いた
弔くんの姿を見る出久に、前よりヒーローが暇になった社会
最高の物語でした
ありがとう堀越先生