ヒロアカの原画展に行ってきました。
平日の夕方回が当たったので、午前中は仕事をして午後休暇を取得し新幹線に飛び乗りました。
久しぶりの東京は思っていたより暑くなかったです。いや、東京駅と八重洲地下街、そしてミュージアムしか行っていないのでそう思ったのかも。
会場近くに足を進めるごとに「ヒロアカ原画展帰り」の人とすれ違うのが多くなる。
推しの缶バッジいっぱいのカバンとか、お人形がついてるカバンを見て「かわいい〜」となりながら自分が何一つヒロアカグッズを身につけていないことに気づく…
途中、ペットボトル持ち込み禁止と気付いて慌てて飲み干してゴミ箱へ。
(しかし会場着いてみると、ペットボトルや水筒はカバンに入れておけば大丈夫とのことなので無駄だった)
そんなこんなで集合時間ぴったりに会場につき、グッズ付きチケットなのでグッズと入場者特典をもらって中へ。
グッズが結構大きめのファイルごともらうので、トートバッグを畳んで持ってきておいて良かったです。(結構手に持ったまま見ることになってる方もいらっしゃった)
全体の観覧時間、自分は一時間ちょっとでした。多分すごく時間かけようと思えばかけれるし、早足で見ようと思えば見れる、って感じの展示方法です。
係員の方もたくさん声掛けされてましたが、やっぱり順番に見ると混み合うので空いているところから見るのがコツかと思います。
私のように一人で行く方は特に、ブースごとに区切られてる中は見る順番自由なので、逆走禁止の看板に気をつければぐるぐる回りながら一つのブース内歩いた方が効率的かと思います。
二人以上で行くとなかなか列から離れて見るの勇気がいるの、とてもよくわかります。
特に原画見ながら感想言い合い見ていると「ゆっくり見てるし、あっちの方見ようって言い出しづらい…」ってなって前が進むのを待っているカップルやお友達同士を良く見かけました。
お一人で行く方はぜひ、列から一歩離れて全体を見渡しながら周るのをお勧めします。
以下から感想になります。メモも禁止事項のためウロ覚えなのでご了承ください。
⚠️ネタバレ注意⚠️
原画展ご覧になった方向け!いくつかに畳んでいます。
展示とラクガキ
・まず初っ端からタブロイド風の名場面すごいカッコよかったです。
入場者特典になってるのだけじゃなく、結構色んな場面あったと思う。
・1話目から先生の画力やっぱり半端ない。それでもやっぱりかっちゃんもデクも幼さがあるというか、顔の印象が最近のものと違くてそのタッチの差を見れるのも楽しかった。
(先生曰くラクガキ)展示の壁に所々先生直筆のイラストがあって、全く目を離せないです。
・特に、一番最初の壁にめちゃデカ折寺勝デが描かれてて、今の先生のタッチで描かれた新規折寺絵にしばし釘付け。
横顔だけどあの頃の薄暗い鬱屈とした二人の表情、詰襟、たまらないです。
(鬱屈としたは幻覚かも、もう少し表情は明るかったかな)
先生のラクガキはサービス精神旺盛すぎるので、全部どっかにまとめて販売して欲しいくらいだった。
特に印象に残ってるのいくつか
1 ジローちゃんのバンドのところ、躍動感すごい
2 轟くんの「風呂でソバ食いてえよな」という謎発言
3 描きにくい壁と描きやすい壁がある
4 青山くんの注意事項吹き出し
5 だいなまちゃんのバイバイ
・それから黒デクの等身大フィギュアが、ライティングもしっかりされててすっごくすっごく良かったー!!
撮影OKのところだったので前横斜めと舐めるように撮影してきた。
公式図録で「観る人と目線が合うように」作られていたと知り、改めて撮った写真をスマホで見ると、ほ、ほんとだ!目が合いました…獣のように四本足でポーズを撮る出久と目が合いました!!(タイッツーに写真があるので良かったら)
先生の裏話
・ネームと最終稿の違いを見せてくれるのがいくつかあってとても興味深かった。
特に、スターは最初男性で考えていた、という下書き。横顔が完全にマッスルな男の人だった。
死柄木の「あいつらのヒーローにならなきゃ」のページも、最初は死柄木のコマはもっと小さかったけど、もっと全面にしないと死柄木の内面が描写しきれない?(違ったかな)といったようなお話があってあれだけ見開きの大きなコマになったの、漫画作りって奥深いんだなぁと素人ながら思った。
・かっちゃんと出久の関係の難しさについても話されていた。「嫌なやつだけど強さには憧れてる」という出久の内面を理解するのは難しいと。
オールマイトが潤滑油になって繋がった二人って言ってて、同じ人に憧れた二人が根っこで繋がってるのが自分は好きなんだと再確認できた話だった。
・お話作りの点であと興味深かったのが、出久のOFAが無くなってしまったのを病室で知ったかっちゃんが泣いたシーン、先生は身を任せたら気付いたら泣いていた、というニュアンスで言ってた。その後に「出久が喪失に悲しまないから代わりに泣いた」と…
「今までごめん」のシーンで…勝己というキャラクターは出久に謝ったらゴールだと思っていたけどそうではなかった、という趣旨の発言をされてて、このブースで「過去を後悔し、他者を思って涙する」勝己がゴールでありスタートだったとおっしゃってたのが本当に感無量。
これが最後の「来い、デク」までの原動力の源だよ、と思わざるを得ない。
最後の…
・最後の最後に描き下ろしスナップショットがあって、すごく爆弾級のイラストばかりだったです…
あれ全部出久が写真撮ってる設定なんでしょ、良すぎる。A組推しとして大人になったみんなをあんなに見れて嬉しいし、それが出久のファインダー越しという二重の嬉しさ。
出久の一言コメントも本当に良かったですよね。
ジロちゃんとヤオモモの変顔めっちゃ好き。何時間でも見れる。
・勝デ好きとして最後のスリーショットが目に焼き付いて離れません。
オールマイトが無理せず登れる山を??かっちゃんが見繕ってくてれて三人で登山??幼馴染二人で同じポーズしてオールマイト真ん中に記念写真??
はあ〜〜〜ここまで来たかと天を仰いで上の空のままグッズショップに並びました。
グッズの話
・グッズ最高でした。A2ポスターが特にとても素敵です。「beginning」はツルツルの紙質にホロ加工でキラキラ感があり、光が反射するとすごく綺麗です。
「頑張れ」和紙というかクラフトっぽい紙質で、緑と赤のコントラストが二つ並べると映えます。勝デ推しなら買って損はないポスターでした…
・デクシープのバケハも刺繍が丁寧で思った以上に可愛い。意外と緑が明るい色してて、刺繍目立たせたい時は黒の方がいい感じかも。帽子サイズは大きめです。
・アートコースターはボックス購入特典で運転席「ふーーーん」勝己と後部座席出久のシーンがあるのでボックスで買っちゃいました。A組揃ってるのもデカい。買って良かったです。
以上です。当分は原画展を思い出して頑張っていけそうです。
並んでる時にチラッと見えたコラボカフェも楽しそうでした。行った方の感想とか見てみたい。
最後にまた好きな歌を置いておきます。
力強いピアノと歌声がかっこいい女性シンガーソングライターです。
この方の書く信念がある歌詞が好きです。