単行本で先生が言っていた、このあたりの話を描いている時に息を止めていた話を思い出した。
私も息を止めて見てました。
のっけから危機感知が奪われ、大地の崩壊を進行し、富士山まで追い詰められる状況が最悪すぎる。
それに加えて死柄木はサーチもあるわけで…
こんな時にあれですが、黒鞭をゴム鞠のようにボムボムさせて地面に着地するのが可愛かった。
そんな中でどんなに絶望的な状況で、相手が史上最悪のヴィランでも、「人だよ」「その蓋ぶっ壊れるまで殴るのをやめない」など、
狂気じみた「救い」の心がデクを主人公たるものにしていて、それこそ「人」ならざる者に見えるほどでした。
PVの時から目をゆっくり開いて「人だよ」という出久がカッコ良すぎる。
神々しい。精神が。
あの小さいデクくんが、かっちゃんを追いかけるところで入る二代目の語り、漫画の時に少し辛くなった覚えがあります。
出久は、どうやってその心に達したんだろう。
信じて、縋っていたくなったんだろう。
その心に至るまで、どれだけの悲しさや葛藤があったんだろう。
私は勝デ好きの者なのでこんなこと言いたいわけじゃないんだけど、
なんか、やっぱり出久の「特別」になるのってすごく難しい感じがしてしまうし、かっちゃんは負い目もあるからどうやったって特別にはなり得ないと、(聡い分)今後は一歩引いてしまうだろうな、と改めて思った。
まあでも、そんなん杞憂でお互いがヒーローとして隣に立つことを諦めない爆豪勝己がその後待っているわけですけどね。
一筋縄ではいかなそうな二人。複雑だけど断ち切れない繋がり。いいじゃないですか!やっぱり堀越先生が提示してくれる距離感の二人は最高ですわ。
それはそうと、二代目の「あの幼馴染はお前にどうやって物を渡すかな」の優しい言い方素晴らしかった。
あの場面を見ていたってことは、結構出久の日常を継承者の皆さん見てるんですかやっぱり?プライベートは保証してるけど見てるんですか!?
今回の二代目のセリフ全部温かみがあって小野さんすごい良かった。
与一の「マイヒーロー」もグッときた。
オーバーレイデクのお披露目、劇伴も相まってカッコ良すぎる。
あの曲今までのアニアカに無い感じの曲調でめちゃくちゃテンション上がりました。
オーバーレイの口元が見えなくなるのが大好きで…めっちゃセクシーですよね…