雑記、アニメ8期9話感想

12月に入りましたね。
我が家も冬支度を始めようと電気膝掛けを出しました。
今年は無印で買った湯たんぽも駆使して、なんとか寒さを凌いでいこうと思います。
無印といえば、湯たんぽと一緒にアロマキャンドルを買いました。
無印のアロマ系ってキャンドル無かったと思うので、多分今年の新作じゃないかと思うんですが、これが結構お手頃で良かったです。
サイズが大・中・小あって、とりあえず一番小さいやつ買ってみました。
元々無印の「グリーン」の匂いが好きだったので、キャンドルでも同じ匂いが出ていたのも購入理由でした。
それからカカオトリュフにフィジーキャンディーが出ていました。
口の中でパチパチするキャンディーのやつ!!
あれ好きなので即買ってしまい、美味しすぎて即食べて無くなりました…

アニアカもついにエピローグ突入です。
以下感想です。畳みます。
8期9話

エピローグ/地獄の轟くん家・FINAL
アメリカのニュース番組のプロデューサーさんが奈良さんのお声だなあと改めて思った冒頭でした。
ラジオで砂藤役の奈良さんと瀬呂役の古島さんがいらっしゃった回で、兼役に焦点あてて見ていると、やっぱり奈良さんの声多いよなあと思いまして。
(このお2人がエンデヴァーのサイドキック、キドウとオニマーだったんだ!と少し興奮)
デクが雄英に戻ってきたところを阻止する一般市民でもいっぱい聞こえてきたのを思い出した。

かっちゃんから始まる病院でのシーン、ライティングというか色味がとても綺麗で驚きました。
全体的に青みがかっている、まるで北野映画のキッズ・リターンのような印象を受けました。
この青みが終盤の轟家でも効いているような感じがします。

出久が病室で目を覚ますシーン、徐々に目を開ける出久が美しくて…あそこの包帯から飛び出ている前髪がぴょこぴょこ動く描写も可愛くてリピートしてました。
弔くんの「せいぜい頑張れ」が、声色に合わせて表情も漫画より柔らかく描かれていると感じました。
その後の幼馴染のシーン、7期あたりから足元にカメラを置く演出がアニアカって結構あると思ってるんですけど(7期のかっちゃんが死柄木に特攻していく最初や、今期の瀬呂くんの「どうだろうね」など)
今回も、出久のベッドに近づくかっちゃんの足取りが、足元から映される演出が良いなあと思いました。
足取りでわからせる、って感じで。
出久を見るかっちゃん目線の徐々にぼやけていく視界も、良い味出していました。
原画展で堀越先生がコメントしていたように、ここのかっちゃんは今までのかっちゃんの全く描写されてこなかった内面というか、勝手に泣いていたという表現しかピッタリ来ない感じがします。
出久が泣かないから余計泣いてしまったんでしょうね。
「泣っちゃん⁉︎」の出久のギャグ顔描写も割と控えめにされてたと思います。
かっちゃんのぽつりぽつりとした喋り方が、まさに涙と同じように「こぼれ出た言葉」って感じで良かったです。
漫画の時から「お前に何しとったんだろうな、俺」がかっちゃんの最たるもののように感じていました。
個性を得た出久と、ヒーローとして競い合う未来を望んだ自分と、無個性だからという理由を盾にして、出久の心を畏れて遠ざけた自分。
「今までごめん」を越えて、2人でAFOを討った今からだという時に…
その後のオールマイトからもらえた言葉に、3人で拳突き出し合うアニオリ良かったです。

アイキャッチから劇伴気合い入りすぎて、一瞬見るアニメ間違えたかと思いました。
アニメスタッフ、本気でした。
マイクの作画もこれでもかというくらい気合い入ってた。
ギャグせんのかい!でずっこけたまま神妙な顔する面々、改めて堀越先生のセンスが光ります…それはそうと、この時の転んだままの出久の顔めっちゃ可愛くて好き。

わちゃわちゃのA組が戻ってきたー!
切島くんが上鳴と耳郎ちゃんの頭に手を乗せてるカットあったよね!?あれめっちゃ可愛かった。
青山くんのけじめのシーンで、大好きな劇伴の「しょーじくんといっしょ」が流れていて嬉しかったです。
好きと好きの融合だ〜〜。

後半は轟家のFINAL…
初めてアニメ見た時、燈矢兄の呼吸音というか嗚咽のような微かな音がずっと鳴っているな、と思って驚いた。
アニオリなのだろうか…と改めて漫画読んだら、漫画だと生命維持装置の心拍数の音のような「ピー」という音がずっと鳴っていたんですね。
エンデヴァーの言葉に反応して徐々に心臓に負荷がかかる描写のために。
アニメだと、ピーという音は特に鳴っていなくて、きっと下野さんの声であろう呼吸音がずっと流れていました。
これを聞くことで、燈矢兄は本当に緩やかに死へ向かっているんだと思ってしまった。
「おんなじだ」の轟くんの言い方、噛み締めるような声色が印象的でした。

外に出た青空の澄んだ色、今回は本当に青色の使い方が素晴らしいです。
青空をバックにした轟くんのスッキリとした笑顔(アニオリでしたよね)とともに入るエンディングの「I」がすっごく良かったです。
エンディングと物語の終盤が重なる演出大好きマンとしてはここで本当に手を叩いていました。
エンデヴァー事務所の皆さんと、冷さん、そしてホークスのメッセージと畳み掛けるような希望の数々!
この辺りのアニメの演出方法、なるほどな〜と感じた。
次回に入りきらない部分をうまくやってくれました。
特にタイトルドーンからの、声だけでホークスが新公安委員長だとわかる演出は見事でしたね。
個人的に運天丸さん大好きなので、バーニンの「お肉食べに行きましょうよ〜」に対して「もっと元気出せる言葉かけんかい!」のやり取りが可愛くてめーっちゃ良かったです。
今回のハイライトと言ってもいいくらい最後に心掴まれた。

着々と残りの話数が減っていき寂しい気持ち…
次回はお茶子ちゃんの胸の内や、スピナーなど見どころたくさんですね!