雑記、アニメ8期4話感想

先日、映画「ひゃくえむ。」を観ました。
事前知識もなく、本当に行き当たりばったりで観ることになり、一回目ではうまく咀嚼し切れず
しかし「いい映画を観たな」と思って余韻のまま帰宅。
やっぱり原作を読みたいな、と思ったんですけどその日から探せども探せども本屋に漫画が置いていない…
調べると全国的に品薄になっているらしく、自分は結局車で一時間かけた田舎のTSUTAYAでなんとか見つけることができました。
そしたら原作で補完できる部分があまりにも多くて、映画の雰囲気と結構違うことに驚きました。高校編なんてもはや跡形も無く…
これはもう一度観るしかない、と2回目を観てきたら「君たちこんなところに!」と原作キャラがエキストラ的に出てるのもわかるようになって感激しました。
モノローグが映画には無く、邦画チックに台詞とワンカットの描写であとは感じて!って感じで作られてたので、漫画を読んでから観るとキャラの心情とか補完して観れたのも2回目は大きかったです。
特にトガシはなんとか主人公なので映画だけでも(それでもなんとなく)心情がわかる感じでしたが、小宮は映画だけだと本当に不思議くんすぎたので、漫画読んで本当に良かったです。
結論、漫画も映画もそれぞれ良かったです。
当分余韻に浸ってると思います。
観るのが遅かったので、特典は第5弾の仁神&トガシのやつと、6弾の日本陸上ポスターの小宮&財津でした。
日本陸上のポスカカッコ良すぎ嬉しい。

そしてアニアカ8期4話の感想です。
以下、たたんでおきます。

“個性”‼︎ 爆破‼︎
AFOさんたちの過去話、お母さんの描写はあれが限界だった感じですね。
本当に小さい時を除いて、少年与一を保志さんやってたのが子供時代に女性声優をあてることの多いアニアカには珍しいと思いました。
二人は兄弟だけでどうやって生活してきたのかな、あのコミックは元からあの部屋にあったものなのか…
AFOさんが与一を駆藤から引き剥がして殺しちゃったシーン、AFOさんの喪失感がより強く感じられた。
アニメだとあの監禁部屋からリーダーが連れ出してすぐに殺された感じに見えた。
実は2ヶ月経ってるんですよね。
与一と二代目三代目がどのようにAFOさんから逃げていたのか、戦ってきたのか、やっぱり気になるな〜。
兄さん、与一の手と一緒に食事してたけど、生卵食べてた?あの質素な食事は一体…
やっぱり食への興味とか全く無いのかな。
二代目と与一の眼の色が赤と緑になってるの、アニオリだと思うんですけど粋なアニオリですよね。
かっちゃんとデクとリンクさせるための演出として瞳の色を同じにしてくれてるんですね。

後半のかっちゃん怒涛の戦闘シーン、漫画の時から動いていい体じゃないのに動きすぎ!とハラハラしてました。
胸の傷から出血するところとか痛々しすぎて目を逸らしました。
そしてまたも、私は漫画で全く戦闘をイメージ出来ていなかったのだと「わからせ」られた。
かっちゃんの汗の粒を飛ばす描写、アニメだと分かりやすくなってましたね。
そしてかっちゃんのコスチュームの穴、ああやって爆風を噴射する役割があったんだねえ。
首から足のブーツまで確かに穴だらけだったものな。
ここの「個性は一つありゃ充分」や「センスだけは褒められてきた」など、自らの哲学とか美学を自認しているかっちゃんが眩しくて、AFOさんに対してまさに精神性でも「ラスボス」になり得たのはかっちゃんだったんだと思いました。
そして「出久 もうおめーの邪魔はしねえ」発言、正直どう受け止めていいのか漫画の時は分からない部分もありました。
いじめてたことへの後悔と、自戒だと思って読んでいた。
でも今回アニメで見た時、全因解放のAFOさんを出久のところへ向かわせない=てめェが拭えないもんはこっちで拭う=出久の邪魔をするな だったんだと改めてわかった気がしました。
「これは俺たちの物語だ」「一人で勝てるワケねーんだよ」と、かっちゃんの成長の集大成でしたね。
神野のオールマイトリスペクト作画にアニメスタッフの粋な計らいを感じました。
良かったね、かっちゃん。
「出久 頑張れよ」のシーン、上から見るとちゃんオールマイトのスタンディングに見えました。これも少し寄せてくれたんでしょうか。
漫画だと結構大きいフォントで書かれてたので、どんな感じで言ってくれるんだろうと思ってましたが、その場で語りかけるような優しい声が印象的ですごい良かったです。

次回からついに出久くんの闘いが始まりますね。
「人だよ」のところがPVの時から綺麗で神々しくて…とっても楽しみです!